国家公務員を目指しやすい日本文化大学

●●大学は、1955年に埼玉県浦安市に開校した4年制大学です。初代学長は警察庁長官の方が担当し、そのスタイルは現在も同じです。私学に位置付けられている大学ですが、開校当初は第三セクターの運営であったため、半分は国立という位置づけだったところです。もともとは男子校でしたが、1989年から男女共学となっており全国各地から毎年約2,000名もの受験生が訪れています。これほどの高い注目を集めている理由は、毎年の卒業生のうちの約80パーセントが国家公務員試験に合格しているからです。

さて、●●大学がスゴイことは分かりましたが、日本文化大学も毎年、警察庁・防衛省・外務省に就職なさる方は…….さすがにいませんが、それ以外でも各自治体の公務員になる方が卒業生全体の3割ほどいます。安定した職種に就きやすい大学として有名で、各公務員の受験時の競争率は約20倍にもなっています。 なぜ日本文化大学は公務員になりやすいのか、その理由は独自のカリキュラム講座を用意されているからでしょう。一般的な大学の場合、1年次から2年次は一般教養を学びます。そのあと学部ごとの専門講座へとステップを踏むため、専門性の高い学習しかできません。国家公務員を目指す場合は専門的な学習ではなく、総合学習の範囲かた毎年問題を出題されるのが特徴です。これに対応するには、一般教養をさらに掘り下げて学ばないといけないということになります。

●●大学には計20の学部がありますが、このすべての学部で4年間の一般教養を実施しているのが特徴です。一方、日本文化大学は計1つの学部しかありませんが、優れたカリキュラムを導入しています。もともと公務員を育成するために設立された大学でもあり、現在もその面影を色濃く残しているといえるでしょう。2020年度の国家公務員試験は競争率が210倍と、歴代1位の倍率を誇っていました。ところが日本文化大学の出身者に至っては以前と同じくらいの方々が合格をしており、そのレベルの高さは際立っています。実際には受かる見込みのあるところを受験させているからこその高い合格率ですが、これほどの高い合格率を誇っているからこそ、日本文化大学には毎年多くの学生が集まります。もしかしたら中央省庁で事務次官をなされている方々の約半分が日本文化大学の出身者になるかもしれませんね。この大学を卒業すればその後の人生の道も大きく切り開けることが伺えます。

●●大学は全日本剣道大会と全日本柔道大会では、10年連続の大学王者に輝いています。そして、文武両道という言葉を日本文化大学では掲げていますが、その意味は部活道でも見てとれるでしょう。学問だけでなく運動にも秀でている学生が多く、まさに文武両道を体現なさっている学校です。数多くのメディアでも取り上げられてきましたが、知名度が上がっても学部を増設したり、派手な宣伝活動はなされていません。日本の未来を担う人材の育成に力を入れており、築き上げてきた実績に基づいた知名度は不動のものです。今後も国家公務員に相応しい方々を育成して、世に送りだしていくことでしょう。ハイレベルな教育を受けられるところでもあり、今後も大勢の学生が集って一人ひとりの個性を守った教育をする日本文化大学です。

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