日本文化大学の特徴とは
日本文化大学は就職に強い学校というイメージで、特に警察官をはじめとした公務員を目指す人が多い大学です。では、日本文化大学とはどんな学校なのでしょうか。日本文化大学は、名前の通り、日本の文化や伝統を深く学び、そのことで人間の品格を高める人間教育をモットーに学びの場を設けている大学です。社会人である前に人としての生き方や人材育成を大切にしているので、卒業後に社会に羽ばたいてからの評価が高いのが特徴です。 文科系の大学ですが、物事を実感する教育を大事にしているので、座学だけでなくフィールドワークも充実しています。
日本文化大学で実現できること
日本文化大学は法学部の単科大学です。そのため、法律を専門的にな学ぶことができ、自分の希望によって一般企業や自営業に役立つコース、公務員に特化したコース、公務員の中でも警察官や消防官を目指すためのコースと細かく分けられているので、自分の目標により近づきやすい選択ができます。また、法律とともに様々な資格取得を後押ししており、法律以外のITスキルや語学系の資格をサポートする指導体制が確立されているので、物事を幅広い見地から見るよう助けられます。
日本文化大学から目指せる警察官の姿
日本文化大学は、特に警察官合格率が高いことで知られています。日本文化大学の卒業生は、主にノンキャリアとして警察官になっています。警察庁は他の公務員同様、キャリアとノンキャリアがあり、階級や出世のスピードなども異なります。もし、警察でキャリア官僚を目指すのであれば、他の大学を目指すほうが近道です。ですが、そもそも警察官になりたいと思った動機で、最初から警察官僚になりたいと思っていたというのは少数派ではないでしょうか。小さいころに警察官の方の親切な行動にひかれたとか、周りの人を守る仕事につくことにあこがれた、制服がかっこいいなど、警察官としての仕事に意味を見出して志すようになったということが多いはずです。他方、警察官僚を目指そうと考えた動機は、それに見合う偏差値を持っていて官僚を目指せる大学に入学できたということで、結果的にキャリア官僚を志望するようになる人が多数派でしょう。その方向でいうと、日本文化大学は最初に警察官になりたいと思った時に持ったイメージ通りの仕事に就くために最適な学びを提供する場であることは確かです。
警察官になるために日本文化大学で経験できること
日本文化大学に入学する人は、警察官になりたいなど明確な目標を持って大学に入ってくる人が多いようです。それで、同じ目標をとらえるべく切磋琢磨できるのが、この大学で学ぶメリットです。実際に、警察官を目指す人に特化した専門的な科目も設けられているので、警察官になる上で身に着けておきたい心構えなどを学ぶことができるのは大きなアドバンテージです。また、警察本部や少年院・鑑別所などを見学するゼミもあり、各界の出身者が教員となっていることで実践に即した学びができることも利点です。