日本文化大学は、八王子市の中心市街地から南へ約2キロの地点に位置します。大学のキャンパスは緑豊かな丘陵地帯に所在し、周辺には春のシーズンに最適なお花見のスポットも充実。そこで、日本文化大学周辺でおすすめしたいお花見スポットについて、ここから4つほど紹介します。
#片倉城跡公園#
日本文化大学から約600メートル北にあるのが、この公園。その名称からわかるように、ここは室町時代の平山城であった片倉城の跡地を、史跡として公園化したものです。園内には本丸や曲輪あるいは空堀や土塁などが、現在でも残ります。春のシーズンには本丸や二の丸の広場に桜が咲き誇り、大勢のお花見客で賑わいます。また桜以外にもカタクリをはじめ、5月下旬のスイレンそして初夏にはハナショウブなど、様々なお花を楽しめるスポットとして知られます。
#富士森公園#
この公園も、八王子市内ではポピュラーなお花見スポットの1つ。日本文化大学からは北西へ約2キロの距離に位置します。一口に公園とはいっても、ここには市民体育館をはじめ市民球場やプール、さらに陸上競技場やテニスコートといった、大きなスポーツ施設が幾つも集まる総合運動場として知られます。日本文化大学の体育会やサークル活動でもお馴染みのスポットかもしれません。また夏には花火大会、定期的にフリーマーケットの会場になるなど、年間を通じて数多くのイベントを開催しています。そして春のお花見も数々のイベントの1つとして、市民からは親しまれてきました。園内には散策路や遊歩道が整備されており、桜並木を見ながらお散歩することもできます。
#六本杉公園#
日本文化大学から北へ約1.5キロ。ここは住宅地にある一見して地味な公園ですが、東京の名湧水57選や八王子八十八景に選ばれている、市内でも有数の自然豊かな名所の1つです。園内には湧水から生まれた池があり、春になると周囲には桜が咲き誇ります。同じく園内の遊歩道沿いや、南側斜面に植えられた数々の桜も、見逃せないポイントです。また梅雨のシーズンには、池の周囲に群生するアジサイも見事に花を咲かせ、数多くの人々が訪れます。
#長沼公園#
日本文化大学から約1.4キロ東にあるのが、長沼公園です。ここは約30万平方メートルという広大な敷地面積を誇る、東京都立の自然公園。園内には緑豊かな多摩丘陵の自然を活かし、複数のハイキングコースが整備されています。公園全体は雑木林に覆われ、コナラをはじめエゴノキやクヌギあるいはコブシなど、緑あふれる樹々を目にすることができます。また尾根や丘陵上の展望広場からは、目の前を流れる浅川や八王子市中心部の街並み、さらに遠くには奥多摩の山々まで一望することが可能です。もちろん春にお花見をするにも、抜群のスポット。特に公園内の野猿街道側の傾斜地では、ソメイヨシノや山桜さらに大島桜など、多種多様な桜を鑑賞することができます。日本文化大学に入学したなら、一度は訪れたいスポットです。