猛威を振るう新型コロナウイルスの驚異
中国の武漢市から始まった新型コロナウイルスが猛威を振るい、なかなか終息する気配がありません。人が大勢集まる場所に出入りするのは、感染リスクが高いということで、バスや電車などの交通機関をはじめ、レストランやデパート、学校なども要注意です。ワクチンが開発されるまでにはまだ時間がかかりそうですから、できるかぎり自己防衛を行っていくしかありません。
日本文化大学の対応
警察官合格率10年連続日本一という実績を誇る日本文化大学は、就職に強い大学として知られており、他大学からも視察が訪れるほどです。警察官だけでなく、一般公務員や銀行、保険や流通など様々な業種に華々しく就職しており、大学の価値を高めています。ところで、その日本文化大学の新型コロナウイルスの対応をどうなっているのか、心配な方もあるのではないでしょうか。日本文化大学のホームページを調べても、特にそのことに関する情報は記載されていません(※)。まだ、様子見ということかもしれません。
では他の大学で、新型コロナウイルスの対策を始めているところはあるのか調べてみました。すると、青森県の弘前大学のホームページに、新型コロナウイルスについての情報につて、いくつかのことが記載されていました。日本の大学の中ではいち早く対応している印象ですが、日本文化大学などもやがて弘前大学にならって新型コロナウイルスの対応を始める可能性もありそうです。
弘前大学の新型ウイルスに関する対応
弘前大学には保健管理センターがあり、そのウェブサイト上に公開されている主な情報を取り上げてみましょう。まずは、病気から身を守るためのヒントとして、石鹸と水で徹底的に手を洗ったり、頻繁にうがいをしたりするなど、毎日の予防措置が強く勧められています。これは感染症予防の基本ですので、言うまでもないでしょう。
次に保健管理センターでは、中国に滞在して最近日本に戻ってきた学生と教員のフォローアップ検査を実施する予定であることが記載されていました。このタイミングで中国に渡航した学生と教員がいるとのことで、他の学生や教職員を心配させないようにきちんとフォローアップ検査を実施するというのは、大変素晴らしいことです。そして、状況はいつでも変わる可能性があるので、弘前大学のウェブサイトから常に最新の情報を入手するように奨励されていました。
ホームページの情報は安心を与える
弘前大学のこのようなホームページを使っての情報発信は、多くの学生に安心を与えてくれます。日本文化大学にも素晴らしいホームページがあるので、ぜひそれを積極的に活用して新型コロナウイルスに関する情報をアップしていただけると嬉しいものです。日本文化大学の学生は安心するでしょうし、日本文化大学にお子さんを送っている保護者にとっても安心につながります。ただ様々な情報が飛び交う時代ですから、くれぐれも誤情報が配信されることのないように注意し、必要な情報だけをコンパクトにまとめていただければ良いでしょう。
※2月28日に、コロナウイルスに関する情報が更新されていました。とりあえず、卒業式は自由参加。入試説明会は中止になったようです。