
日本文化大学は、法学部法学科だけの単科大学です。そして、警察官になる人の割合がたいへん高い大学として知られています。警察官を始めとする公務員になるためには、法律の知識が必要ですから、その道での就職を希望している人にとて、日本文化大学は魅力的な進学先となります。日本文化大学は法学部法学科のみの単科大学とすることで、就職に有利な大学となることを最優先とする姿勢を打ち出しています。現在は同年代での大学進学率が過半数を超えていますから、進学するだけでは大きなメリットは得られません。大学で何を学ぶかが重要となります。
警察官や公務員には、法律の知識が必要とされます。社会人には皆ある程度の法律の知識が必要ではありますが、法律を執行する側になるわけであり、より多くの確かな知識が必要とされることになります。そうした将来を見据えて、警察官や公務員になるのを目指す場合は、各大学の就職状況を見て進学先を選ぶことが望まれます。日本文化大学はうってつけの進学先となることでしょう、その方面への就職者がたいへん多いからです。法学部法学科卒でさえあればいいわけでは、もちろんありません。知識が身についているかどうかが問われます。身についていたら、望みの就職がしやすくなります。
日本文化大学では入学直後の1年次5月から、就職対策を始めます。以前は早くからそうした対策をすることには否定的な見方がなされることもありましたが、大学進学率が5割を超えた現在は、そのような見方をしていたのでは学生が損をするだけです。望む就職が目的ではない場合は、就職を意識しない大学生活を送れる大学を選べばいいわけであり、警察官を始めとする公務員になるために進学する場合は、日本文化大学を選択するのがひとつの方法となります。日本文化大学は、警察官になるための試験の合格率が日本で最も高い大学となっています。
日本文化大学の入試要項については、インターネットで公開されていますので、入学を希望する場合はなるべく早めに確認しておくことが望まれます。警察官志望の受験生にはAO入試も用意されています。大学入試の段階で、4年後の就職先も見据えたシステムにしているところは珍しく、目的とする就職先がはっきりしている場合は狙い目となります。ここまで徹底したシステムづくりをしているからこそ、警察官になるための試験で日本でトップの合格率となっていると見られます。
公務員志望者へのAO入試もあります。AO入試の受験資格には、オープンキャンパスへの参加もしくは個別にキャンパスを訪問してのプレインタビューというのもありますので、早めに入試情報を入手しておくことが必要となります。AO入試の場合は専願となり、AO入試の募集は8月から2月まで7回にわたっておこなわれます。8月の回に受験して合格しておけば、あとは安心と言えそうです。AO入試の試験内容は、小論文と面接です。