建学の精神が今も息づく日本文化大学

大学にはそれぞれ特色があります
一昔前までは大学進学を希望する人は一握りでしたが、現代では日本全国各地に数多くの大学が存在し、大学進学は珍しくなくなりました。それでも高度な教育を受ける場ということに変わりはなく、各大学には特色があります。そして忘れてはならないのが大学ごとに建学の精神や教育の特色があるということです。それは国公立大学よりも私立大学により顕著に見ることが出来ます。日本文化大学もそのような私立大学の一つですが、他大学には無い建学の精神や教育方針を持っています。

 

 

日本文化大学の建学の精神
日本文化大学はその名が示す通り、日本人が古くから大事にしてきた文化や伝統を後世に引き継ぐことを大切にしている大学です。創学者である蜷川家は室町時代に創立された「柏樹書院」の当主を務めてきた家柄であり、戦後の日本の文化や伝統が廃れていく風潮に大変な危惧を覚えていました。そのため先祖代々日本人が大事にしてきた文化や伝統を学び日本人としての教養を高め、「利に走らず功におぼれない」高い人間性を持つ学生を育てることを決意して日本文化大学の開学に至りました。勉学だけではなく、社会に貢献することが出来る教養と人間性を育むことを主眼としていることに、日本文化大学の建学の精神が生きています。

 

 

建学の精神を大事にしている学長メッセージ
この建学の精神が、開学して数十年が経過している現在でも非常に大事にされていることは学長メッセージを見てもよく分かります。まさに建学の精神そのままに、学問の探求と同じくらい教養や品位を磨いて人間性を高め、社会に貢献することが出来る人材となることを大事にしているというメッセージが送られています。創学者が学生に求めた資質の一つとして、「温かい人格をもつこと」というものがあります。そのため現代でも日本文化大学では、茶道や武道を通じて日本の文化や伝統を理解することに力を入れていますし、学生の積極的な学びを奨励するため専攻しているコース以外の科目の履修も可能にしています。

 

 

日本文化大学の教育の特色
日本文化大学ではこのように、学問と同時に日本人としての教養や人間性を高めることを大事にしていますが、そのために教育方針も特色あるものです。まずは日本古来の文化や伝統を理解し体感するための講義を必修にし、座学だけではなくフィールドワークも充実させています。そして一人ひとりの学生に向き合って指導を行うため、少人数制の講義やゼミになっています。そのため大学には珍しく教員と学生の距離が非常に近く、学びの場としては最高の環境が整っていると言えます。就職支援も非常に手厚く、警察官を始めとする公務員試験合格者が多いことでも知られている大学です。一生に一度しかない大学4年間を充実した学びの期間とするために、日本文化大学で学問的にも人間的にも学んでみてはいかがでしょうか。卒業後は、きっと社会に貢献することが出来る教養と人間性を持った社会人として活躍することが出来るはずです。

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