この記事では、日本文化大学が力を入れている英語教育について話します。
そもそも、警察官を目指すための学校として有名な日本文化大学で、英語に力を入れているのはなぜなのでしょう。そして、その学びのために、日本文化大学はどのような方法を取り入れていて、また学生達はどのように学習しているのでしょうか。
一、警察官を目指す学校で英語教育に力を入れているのはなぜ?
今は少し街に出ると、外国の方をよくみますよね。この人たちが例えば道に迷ってしまった時、交番のお巡りさんは頼られることが少なくありません。そんな時に言っていることが聞き取れなかったら、また伝えることが出来なかったら、警察官としての役目が果たせているとは言えないですよね。時には、ネイティブな言語を聞き取らなければならないようなこともあるかもしれません。そう考えると警察官は意外なほど英語を必要とする仕事で、世界共通言語は身に付けておくべきものと言えるでしょう。日本文化大学がそこに力を入れるのは、警察官を目指す学校だからこそなのです。
二、どれくらいの英語力が必要なの?
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したのに際し、外国語に堪能な警察官を増やそうと、警視庁は15年度から5年かけて研修を行い、TOEIC900点程度の実力を目指すというのです。オリンピック期間だけでなくとも、年々増加する訪日外国人に対応するためにも、英語力は益々必要になるでしょう。
三、日本文化大学での英語学習。
日本文化大学では、1年生時には総合英語が必修で、英語Ⅰと英会話を選択科目として履修することができます。
それから、2年生になると、英語コミュニケーションが必修となり、英語Ⅱと英会話Ⅱが選択出来ます。それに加え、TOEIC講座や英検講座なども用意されており、充実した英語教育を受けることが出来ます。
四、日本文化大学の学生はどのように英語を学習しているの?
誰がどこでどのように勉強しているのかまでは分かりませんが、試験を突破するために、参考書を読むことに始め、洋画や洋書の利用で完全に英語のものに触れたり、スマートフォンやパソコンで、ゲーム感覚で行えるeラーニングを利用したり、また、eラーニングの中でも、よりリアルに外国人と会話が出来る英会話チャットもあります。それから、現代では英語で会話が出来る喫茶店などもあり、個人に合った勉強法が本当に多くあります。日本文化大学では交換留学には対応していないのですが、上記にある通りいくつもの勉強法があるので、自分に合ったものを見つけて勉強する、もしくは卒業して警察学校で学ぶのもひとつ手ですね。
今まで書いてきた通り、外国人の数が増える日本で警察官の外国語の能力はより求められます。そんな警察官を目指すための学校、日本文化大学での英語教育は欠かせないもので、またそれは、外国人にも居心地の良いより良い日本社会に繋がるでしょう。