日本文化大学で医療知識を学べるか?

一般教養はこころを養うのに必要な学問です。
一方で、一般知識は生活に必要な知識と言えるでしょう。
スーパーでの買い物の仕方、
電車の乗り方などが一般知識に部類されます。
このあたりは子供の時に親に教わったと思います。
では、医療知識はどうでしょうか?
怪我をした際の応急処置などはどこで学ぶものなのでしょうか?
冷やせばいいのか、温めればいいのか、
対応を間違えると悪化させてしまうこともありますので、
一般常識程度で必要な医療知識を覚えておきたいところです。

日本文化大学は法学部です。
医学部ではありませんので、医療知識を教えることはないでしょう。
しかし、日本文化大学は警察官を目指す大学です。
警察官もまた医者ではありませんので、
本格的な医療技術・医療知識は不要ですが、
基本的な応急処置の方法くらいは
覚えておかないといけないかもしれませんよ。
少なくとも怪我をしている方が居ましたら、
誰よりも早く正確に対処をする必要があると言えます。
国民の税金で働く以上は、
そうした応急処置を行う必要もあると言えます。
あと、酔っぱらいや強盗に襲われることもありますので、
自分で応急処置をすることもあるかもしれません。

調べたところ、警察官の多くが救命講習を受けています。
ただしコレは基礎的なもので、半日程度しか学びません。
また、内容の方も本当に基礎的なもので、
AEDの使い方、気道確保、止血法程度になります。
それ以外の怪我に関しては、
医者や救急隊でないとどうしようも出来ないでしょう。
そもそも、道具自体ありませんので、どうしようもありません。
少なくとも、冷やせばいいのか、
温めればいいのかくらいは分かると思いますよ。
なお、これらの講習は普通自動車免許取得時にも受講します。
警察官の多くが運転免許を保有していますので、
必然的に初歩的な医療知識は持っていることになるかもしれませんね。

もちろん、在学中に怪我をすることもあるでしょう。
人生で一度も転んだことが無い方は居ない筈です。
そして日本文化大学は部活動が盛んです。
特に剣道部と柔道部が強いです。
これらの部活動に所属していれば、
嫌でも怪我をしてしまうでしょう。
剣道の竹刀が防具から外れたら、結構腫れますよ。
ちなみに打ち身などの炎症に対する正しい対処は「冷やす」です。
冷やすことで血管を収縮させて、血流量を減らします。
逆に「温める」のは、疲労回復を狙う場合です。
運動直後は熱がこもってアイシングする必要がありますが、
落ち着いたら患部を温めることで乳酸を排出させて回復を促します。
スポーツをするのでしたら、こういった基礎的な医学は絶対必要ですよ。
なお、柔道だと骨が外れることが多いと思いますが、
その場合はしっかりと専門家に治療してもらいましょう。
日本文化大学の顧問でしたら、柔道整復の知識があるかもしれませんね。

勉強熱心の学生が多いのが日本文化大学の特徴です。
そして毎日何時間も鉛筆を握りしめていると、指にタコが出来ます。
指にタコが出来ると満足に箸も持てなくなります。
タコの治療法ですが、
30日周期の自然サイクルの新陳代謝で勝手に治りますが、
30日も勉強できないのはツライです。
少なくとも日本文化大学の学生はそのような手段を取ることが出来ません。
そこで薬を塗ります。
市販されている液体タイプのお薬を塗って、
保護シートを貼って、患部の周囲をマッサージして、
刺激を与えないようにすれば(ペンの持ち方を変える)、割と早く治りますよ。
もちろん、予防も重要です。
タコにならないように、硬い鉛筆を使うのではなく、
指が当たる部分がソフトのシャーペンを利用するのもアリです。
ちょっとお高いですが、文房具屋に行けばそういった商品が置いてありますよ。
最近だと医療機関で、レーザー治療や冷凍凝固療法といった
最新の方法でタコを除去できるみたいです。
なお、日本文化大学のから一番近いのは清智会記念病院になります。
形成外科・皮膚科の診察は毎週火曜日になります。
もちろん、八王子市にはいくつもの病院がありますので、
自宅から一番近いところを利用するようにしましょう。

日本文化大学では肉体をケアする方法はほとんど学べません。
ですが、心をケアする方法は学べるでしょう。
日本文化大学は少年非行論や心理学の授業があり、
これは犯罪を防止するだけでなく、再犯を防ぐための学問でもあります。
そして再犯を防ぐには、その人物のこころを助ける必要があるのです。
日本文化大学の3年から履修する専門ゼミでは、
色々と高度な分野を研究できますので、
ここでこころのケア方法を学ぶのは重要と言えるのではないでしょうか。
特に女性警察官として働く場合は、そうした部署に配属されやすいかもしれませんよ。
子供だって、怖い男性よりも、優しい女性の大人に助けてもらいたいと思っている筈です。
肉体の傷は直ぐに治るものですが、心の傷はいつまでも残り続けることが多いです。
心理カウンセラーの知識は、警察官として働くのにかなり役に立つと思いますよ。
今はまだ日本文化大学は資格対策講座に心理カウンセラーを用意していませんが、
近い内にそうした資格の勉強が出来る講座を用意するかもしれませんね。

ところで日本文化大学はどこに保健室があるのでしょうか?
キャンパスマップを見ても、それらしい建物が見当たりません。
とりあえず、保健室が全くないということは無いと思われます。
少なくとも運動部が存在しているのであれば、
やむを得ない怪我は必ず発生するでしょう。
包帯や消毒液などが常備されている部屋は
確実にどこかにある筈です。
となるとその候補はどこでしょうか。
場所的に柏樹記念館(5号館)が一番都合が良さそうですね。
剣道場のほかトレーニングルームがあり、また弓道場やテニスコートからもそれなりに近いです。
残念ながら最も怪我をしやすい新柔道場からは大分離れますが、
現状の配置だと日本文化大学は柏樹記念館あたりに保健室を構えていると推測します。

普通に過ごしていれば、基本的に怪我が発生することはありません。
運動部でもしっかりと注意すれば、怪我をするとしてもすり身程度で、
明日には完治していることが多いでしょう。
その上で、日本文化大学の学生が最も悩んでいる怪我は、
正座による足のシビレではないでしょうか?
厳密には怪我でも何でもありませんが、
そうしたシビレで音を上げる日本文化大学の学生は非常に多いです。
正座するのは武道系の部活動くらいで、
日本文化大学で初めて正座をする方も居るかもしれません。
日本文化大学の茶儀の授業による正座タイムは意外と長いので、
授業後に立ち上がれない方が続出していると考えます。
そしてもちろん、正座で痺れないための方法はいくつもあります。

①背筋をピンとする
②足先を重ねる、
③膝の先はピッタリ付けずに少し離す
④時々重心をズラす
⑤シビレに良い食べ物を摂取する(ゴボウなど)

などなど。
色々とありますので、しっかりと調べて実践しましょう。

医療知識は生きていく上でかなり重要です。
応急処置の方法はもちろんのこと、
正座で痺れないための方法など、
日常生活において役に立つ知識はいくつもあります。
また、健康になるための食物や食事方法なんかも
覚えておくと役に立ちます。
警察官として働くのに有用な医療知識は特にありませんが、
人間として生きるのに重要な医療知識はいくらでもあります。
日本文化大学の在学中にそういった知識を身に付けるのはいかがでしょうか。
きっと必ず役に立ちますよ。

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