[警察官合格率1位の大学と2位の大学]
警察官に就職したい人に人気がある大学として有名なのが、日本文化大学です。この大学が警察官を志望する多くの学生に人気なのは、警察官の合格率が日本で1番高いからです。10年連続で警察官に合格した人の割合が日本一になった実績があり、警察官になることを希望している多くの学生が、日夜勉強に励んでいます。2018年におこなわれた調査でも、警察官の実就職率が全国の全ての大学の中でもナンバーワンになっていますが、この時の日本文化大学の実就職率は44.4パーセントでした。これは、2位になった清和大学よりも大幅に高い割合になっていて、この時の清和大学の警察官の実就職率は15パーセントでした。1位になった日本文化大学とはおよそ30パーセントの違いがあります。
[合格率2位の大学と3位の大学]
警察官合格率の第1位となった日本文化大学と、第2位となった清和大学では、さまざまな面において違いがあります。特に大きな違いとしてあげられるのは、順位の安定性です。日本文化大学は10年連続で警察官の合格率がナンバーワンになりましたが、清和大学はその間ずっと合格率が2位であったわけではありません。年によっては3位の大学と2位の大学が入れ替わることもあります。2018年におこなわれた調査では、鹿児島県にある鹿屋体育大学が警察官の合格率第3位になりましたが、年によっては鹿屋体育大学が清和大学をおさえて、合格率第2位になることもあります。ですが、日本文化大学は2位以下の大学に変動があってもずっと合格率1位の座を保ち続けています。
[キャンパスのある場所も異なる日本文化大学と清和大学]
順位の安定性以外にも、合格率第1位の日本文化大学と、第2位の清和大学ではさまざまな面において違いがあります。特に大きな違いとしてあげられるのは、大学が所在している場所です。日本文化大学があるのは日本の首都がある東京都ですが、清和大学があるのは千葉県です。清和大学は千葉県の中でも西側の木更津市にあり、法学部だけが設置されている単科の大学です。木更津市は千葉県の中でも東京から離れている地域であるために、東京に住んでいる人が通いたい場合には、多くの時間をかけて通学する必要があります。
[八王子市にある日本文化大学]
日本文化大学のキャンパスがあるのは、東京の中でも西側にある八王子市です。都心へも短時間でアクセスできる場所にあるので、東京都内に住んでいる人でも通いやすい大学です。東京都の西部に住んでいる人は特に通いやすい大学で、この地域に住んでいる警察官になることを志望している学生も多く通学しています。八王子市は神奈川県からも近い場所にあることから、神奈川県に住んでいる人も通いやすいのも清和大学との違いです。大学が設置された時期にも違いがあり、清和大学が設立されたのは1990年代ですが、日本文化大学は1970年代に設立されています。