日本文化大学は東京都八王子市にある私立大学であり、他の大学との大きな違いの一つとして法学部だけで構成されている単科大となります。偏差値は41であることから中堅から滑り止めとして受験する学生が多い傾向にあります。倍率も1.2倍と低めなので競争率もそれほど熾烈でないことから、比較的幅広い層から受験者が集まっている傾向にあります。 実際に日本文化大学は、偏差値50程度の大学を第一志望にしている方が押さえとして受験をするのに最適な学校の一つとされます。ただしこの5年で急激に人気が高まり、偏差値はそろそろ50に届き、倍率も1.7倍にまで跳ね上がりつつあります。
また日本文化大学の一般入試における受験科目は国語が必修であり、英語と地歴公民から1科目を選択する2科目となります。ただし英検2級以上をすでに持っている学生の場合、一般受験の選択科目が免除され国語と面接だけで合否判定してもらえる点も人気の理由の一つです。この場合は選択科目が合格の基準をクリアしているものと判断されることから、英語が得意な人はかなり有利な条件で受験を行うことが出来るメリットがあります。
では日本文化大学に受験し、入学をした学生の特徴の多くに将来警察官を目指しているという人が非常に多いです。これは日本国内にある全ての大学の中でも、日本文化大学の警察官採用率が全国でNo.1という実績を持っているためです。近年は就職事情が非常に厳しく、特に安定した職業として公務員の人気は年々高まっています。こういった情勢もあり公務員の職業である警察官を目指す学生も増えてきており、警察官採用率が日本国内で最も多いこの大学が非常に人気になっています。実際に全生徒の約18%が警察官になっていることから、この道を目指す上での学習や就職サポートが充実していることがわかります。
就職を有利にしたり、希望する職業を目指すためにも特定の資格取得に特化した大学が増えています。特に公認会計士や行政書士は非常に受験が難しいことが特徴ですし、せっかく資格を取得することが出来てもそれが即時仕事に結びつくとは限りません。実際に司法試験に合格しながらも満足な仕事を得られなかったというケースも増えてきており、確実に安定した仕事を得るためには、単に有名な資格を持っていればいいというわけではありません。
そんな中で公務員採用試験は採用後即仕事に結びつくことになるので、将来警察官を目指したいと考えているならば適切なカリキュラムを組んでいる日本文化大学が理想的です。実際に大学では犯罪心理学や警察額といった授業を揃えており、元警視庁公安部長の大森義夫氏が学長を務めていたという実績もあり、警察官育成のノウハウをしっかり学びたいという方に日本文化大学はおすすめです。
またゼミでは少人数制を採用しているため、1年時からゼミを開講し学生1人1人がきちんと授業の内容を理解できているか講師が確認しながら行われているため、自分だけが授業に遅れてしまったり、周りについていくことが出来ないといった心配がありません。
特に高校生から大学生になると授業内容も大きく変わるので自分で学習計画を立てたり、管理をする力を身につける必要があります。また生活環境の変化で勉強が遅れてしまう学生も出てくるため、こういった少人数制のゼミを採用して一般教養と数学、国語といった高等教育から大学教育へシフトするための段階的な授業を行うシステムを導入している点も日本文化大学の魅力の一つです。