日本文化大学の数的処理について

日本文化大学のキャリアマネジメント(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)では
数的処理を学ぶことが出来ます。
ところでこの数的処理は何をするのでしょうか?
今回はそれに注目したいと思います。

まず、就職活動を経験した方ならSPIの勉強はしたでしょう。
日本文化大学の数列処理はその非言語問題になります。
もっと分かりやすく言うなら、
数学の「命題」「確率」「数列」の文章問題になります。
例えば、

1 1 2 3 ○ 8 ・・・・・

上記の○に入る数字を答えないという問題を
就活生の多くが勉強していたと思われます。
答えは5です。
しかし文章問題なので上記のような問題は出ません。
「たかしくんは100円玉を3つ持って、
50円の林檎を3個買いました。お釣りはいくらでしょうか?」
といった問題が出ます。
ちなみに50円です。
150円と答えた方は理系脳ですね。
会計の際は100円玉を2つ店員に渡しましょう。
これは小学生レベルですが、
日本文化大学の数列処理は非常に難解だと評判ですよ。
というのも公務員試験を突破する前提でカリキュラムを組んでいるからです。
数学的思考力をかなり鍛えないと、市役所職員や警察官にはなれませんよ。

数的処理の対策は非常に簡単です。
単純に数をこなせば良いのです。
中3の時に解の公式を習ったと思いますが、
あれほど複雑な式でも何百回と使えば自然と覚えますよね。
三角関数の微分積分だって、
何度もその問題を解くことで自然とその公式を覚えることが出来ます。
要領の良い覚え方というのも存在しますが、
もしも時間が無限にあったら別に効率良く覚える必要はないと言えます。
自分のペースでのんびり知識を蓄えるだけで何とかなりますよ。
そして日本文化大学の最大の特徴とも言えることとして、
ここは1年の時から公務員対策をします。
実際の試験日は4年生の春や夏あたりですが、
1年の春から頑張れば準備期間はミッチリ3年あることになります。
公務員試験対策は丸1年必要とよく言われていますが、
最も準備に時間が掛かる数的処理を
日本文化大学は3年も掛けて備えることが出来るのです。

こういった点が「日本文化大学は警察官に強い」
と言われている由縁と言えそうです。

日本文化大学で読解力や推理力を鍛えたい

日本文化大学は国語の授業に力を入れているかもしれません。
受験科目でも現代文は必須であり、
正しい日本語を身に付けることを何よりも重視している傾向があります。
それは読解力を鍛えるためかもしれません。
日本文化大学は警察官を目指す大学として有名で、
警察官のお仕事には道案内があります。
市民の質問の意図を正確に把握し、正しく回答する必要があるのです。
そしてこの市民の質問が意外とネックです。

何故なら、その市民が正しい日本語を使わないケースもあるのです。
市民が思っていることと発言している内容が食い違っても、
警察官は市民の思っている方で回答しないといけないのです。
それゆえ、本当に必要なのは読解力ではなく推理力かもしれません。
状況把握能力や想像力も必要でしょう。
正直、心理学も日本文化大学で学びたいところですね。
日本文化大学は二年生の時に犯罪心理学を学びますが、
これは街の道案内にも応用できるのでしょうか?

こんな問題があります。
「2人の子供が居ます。1人は女の子です。もう1人も女の子の確率は何%か?」
答えは33%(3分の1)です。
メンデルの遺伝を学んだ方の多くが50%と答えたでしょう。
しかし上記の問題文の解答は不思議と33%なのです。
理由として、まず前提となる分母が異なります。
2人の子供が居る家庭は「姉妹」「姉弟」「兄妹」「兄弟」の4パターンでしょう。
この状況なら「姉妹」となる確率は25%です。

しかし姉が確定しているなら「姉妹」「姉弟」のどちらかになり、
「妹」になる確率は50%です。
上記の問題で50%と答えた方はコレを想像したのでしょう。
しかしそれは姉が確定している場合です。
少し言い換えますが、「女女」「女男」「男女」「男男」とします。
「女男」と「男女」は重複しています。
よって「女女」「女男」「男男」の3パターンとなり、
両方女になる確率は33%になるのです。

何が言いたいかというと、問題文が絶対に正しいとは限らないこともあるのです。
上記問題文の日本語が悪いということなのですが、
現実社会ではそういったことにたくさん遭遇します。
警察官として街の人たちと接していれば、
そういった間違った日本語を使われることは非常に多いと思いますよ。
日本文化大学は1年の時から数的処理の勉強を行い、
3年のあたりから文章理解の問題を解いていきます。
中には上記の問題文のような「どちらの意味にも捉えられそう」
なものも出題されるかもしれませんので、
しっかりと質問者の意図を理解できるようにしましょう。

日本文化大学の学生はウェットティッシュを使っているか?

薬局に行けばウェットティッシュがよく並んでいると思います。
いくつかの種類があって、お手拭用、身体拭き用、顔拭き用など多種多様。
それぞれアルコール(除菌)の強さが異なり、
身体拭き用で顔を拭くと皮膚がピリピリしますよ。
ケミカルピーリングみたいで良いという方も居ますが、
単純に肌が荒れるだけなので出来るだけ正しい用途で使いましょう。

ところで日本文化大学の学生はどれくらいウェットティッシュを使っているのでしょうか?
日本文化大学の周辺には薬局はありませんが、
駅前のスーパーやコンビニにもウェットティッシュがいくつか置いてあると思います。
紳士の嗜みとしてこうしたアイテムを常備している方は、少なくないのでは?
もっともタダではありませんので、倹約を心掛けている方にはあまり向かないでしょう。

あと、大学という環境だとあまり身だしなみに気を遣わない男性は多そうです。
これからデートならかなり気を遣いますが、
いつものメンツで学ぶ大学という空間内でしたら、
全身をしまむらやユニクロで揃える方は日本文化大学に多そうです。
ジャージも居そうですね。
そして汗臭さも気にしない方も日本文化大学には多そうです。
剣道の部活動後に、シャワーを浴びずに午後の授業に出る学生も居るのでは?
みんなが汗臭いと、自分の臭いも気にしなくなるものです。
しかし気にする方は徹底的に気にするでしょう。
部活後にアルバイトでしたら、ウェットティッシュのお世話になることは多そうです。
本当はシャワーを浴びたいところですが、時間的に余裕があるとは限りません。
自分の体臭が気になる方には、ウェットティッシュは必需品でしょう。

もちろん食中毒を気にする方でしたら手拭用のウェットティッシュは必ず使いたいところです。
ランチのたびにトイレで手洗いするのも手ですが、一々トイレまで行くのは面倒です。
携帯式のお手拭を持参している日本文化大学の学生は意外と多いのではないでしょうか。
ついでに言うと、コンビニでお弁当を買うとそうした使い捨てウェットティッシュを
無料で付けてくれることが多いと思います。

日本文化大学でドローン操縦技術は学べないの?

日本文化大学は警察官予備校みたいなところと言われています。
警察官採用試験の合格率がかなり高く、
警察官を目指す方が多く通っていると言われています。
その警察官という仕事ですが、
時代に合わせて使用する道具が変わっているのはご存知でしょうか。
江戸時代のお奉行さんでしたら十手を持っていたと思いますが、
今は警棒や拳銃が主流ですよね。
そうした武器だけに関わらず、
パトカーや警察犬など新しい技術を次々と取り入れています。

日本文化大学の学生も通ったと思われる東京警察学校のオープンキャンパスですが、
そこではドローンが展示されていました。
ヘリコプターのオモチャみたいなものですが、
今やこういったもので犯罪捜査するのが当たり前になっているのです。
そのうち、警察学校での授業に「ドローン」というのが登場するようになるかもしれませんよ。
英語や柔道のように、ドローン操作技術は警察官の基本技能になる日が来るかもしれません。

となると日本文化大学のカリキュラムもそういったものに対応するようになるのではないでしょうか。
日本文化大学では英語や柔道を習えますが、現状、ドローンには対応していません。
日本文化大学は法学部なので、工学部に近いことは出来ないのです。
それとも操縦技術を学ぶから、航空科(操縦科)でしょうか?

ドローンを学べるサークル的なものも日本文化大学には無さそうです。
そもそも文化部のようなサークル自体少ないです。
法律研究ジュリストではドローン操作を学べないでしょう。
でももしかしたら写真サークルあたりがドローンを使っているかも。
俯瞰風景を撮りたい時は、ドローンは大いに役に立ちますよ。
できれば映像部や映画部みたいなものが日本文化大学にあれば
ドローンを使っていたと思います。
大河ドラマ(特にOP)とかで上空からの映像をよく映していますが、
それはドローンを使っているケースが多いですよ。
もしかしたら本物のヘリコプターに乗って撮影しているかもしれませんね。

日本文化大学で医療知識を学べるか?

一般教養はこころを養うのに必要な学問です。
一方で、一般知識は生活に必要な知識と言えるでしょう。
スーパーでの買い物の仕方、
電車の乗り方などが一般知識に部類されます。
このあたりは子供の時に親に教わったと思います。
では、医療知識はどうでしょうか?
怪我をした際の応急処置などはどこで学ぶものなのでしょうか?
冷やせばいいのか、温めればいいのか、
対応を間違えると悪化させてしまうこともありますので、
一般常識程度で必要な医療知識を覚えておきたいところです。

日本文化大学は法学部です。
医学部ではありませんので、医療知識を教えることはないでしょう。
しかし、日本文化大学は警察官を目指す大学です。
警察官もまた医者ではありませんので、
本格的な医療技術・医療知識は不要ですが、
基本的な応急処置の方法くらいは
覚えておかないといけないかもしれませんよ。
少なくとも怪我をしている方が居ましたら、
誰よりも早く正確に対処をする必要があると言えます。
国民の税金で働く以上は、
そうした応急処置を行う必要もあると言えます。
あと、酔っぱらいや強盗に襲われることもありますので、
自分で応急処置をすることもあるかもしれません。

調べたところ、警察官の多くが救命講習を受けています。
ただしコレは基礎的なもので、半日程度しか学びません。
また、内容の方も本当に基礎的なもので、
AEDの使い方、気道確保、止血法程度になります。
それ以外の怪我に関しては、
医者や救急隊でないとどうしようも出来ないでしょう。
そもそも、道具自体ありませんので、どうしようもありません。
少なくとも、冷やせばいいのか、
温めればいいのかくらいは分かると思いますよ。
なお、これらの講習は普通自動車免許取得時にも受講します。
警察官の多くが運転免許を保有していますので、
必然的に初歩的な医療知識は持っていることになるかもしれませんね。

もちろん、在学中に怪我をすることもあるでしょう。
人生で一度も転んだことが無い方は居ない筈です。
そして日本文化大学は部活動が盛んです。
特に剣道部と柔道部が強いです。
これらの部活動に所属していれば、
嫌でも怪我をしてしまうでしょう。
剣道の竹刀が防具から外れたら、結構腫れますよ。
ちなみに打ち身などの炎症に対する正しい対処は「冷やす」です。
冷やすことで血管を収縮させて、血流量を減らします。
逆に「温める」のは、疲労回復を狙う場合です。
運動直後は熱がこもってアイシングする必要がありますが、
落ち着いたら患部を温めることで乳酸を排出させて回復を促します。
スポーツをするのでしたら、こういった基礎的な医学は絶対必要ですよ。
なお、柔道だと骨が外れることが多いと思いますが、
その場合はしっかりと専門家に治療してもらいましょう。
日本文化大学の顧問でしたら、柔道整復の知識があるかもしれませんね。

勉強熱心の学生が多いのが日本文化大学の特徴です。
そして毎日何時間も鉛筆を握りしめていると、指にタコが出来ます。
指にタコが出来ると満足に箸も持てなくなります。
タコの治療法ですが、
30日周期の自然サイクルの新陳代謝で勝手に治りますが、
30日も勉強できないのはツライです。
少なくとも日本文化大学の学生はそのような手段を取ることが出来ません。
そこで薬を塗ります。
市販されている液体タイプのお薬を塗って、
保護シートを貼って、患部の周囲をマッサージして、
刺激を与えないようにすれば(ペンの持ち方を変える)、割と早く治りますよ。
もちろん、予防も重要です。
タコにならないように、硬い鉛筆を使うのではなく、
指が当たる部分がソフトのシャーペンを利用するのもアリです。
ちょっとお高いですが、文房具屋に行けばそういった商品が置いてありますよ。
最近だと医療機関で、レーザー治療や冷凍凝固療法といった
最新の方法でタコを除去できるみたいです。
なお、日本文化大学のから一番近いのは清智会記念病院になります。
形成外科・皮膚科の診察は毎週火曜日になります。
もちろん、八王子市にはいくつもの病院がありますので、
自宅から一番近いところを利用するようにしましょう。

日本文化大学では肉体をケアする方法はほとんど学べません。
ですが、心をケアする方法は学べるでしょう。
日本文化大学は少年非行論や心理学の授業があり、
これは犯罪を防止するだけでなく、再犯を防ぐための学問でもあります。
そして再犯を防ぐには、その人物のこころを助ける必要があるのです。
日本文化大学の3年から履修する専門ゼミでは、
色々と高度な分野を研究できますので、
ここでこころのケア方法を学ぶのは重要と言えるのではないでしょうか。
特に女性警察官として働く場合は、そうした部署に配属されやすいかもしれませんよ。
子供だって、怖い男性よりも、優しい女性の大人に助けてもらいたいと思っている筈です。
肉体の傷は直ぐに治るものですが、心の傷はいつまでも残り続けることが多いです。
心理カウンセラーの知識は、警察官として働くのにかなり役に立つと思いますよ。
今はまだ日本文化大学は資格対策講座に心理カウンセラーを用意していませんが、
近い内にそうした資格の勉強が出来る講座を用意するかもしれませんね。

ところで日本文化大学はどこに保健室があるのでしょうか?
キャンパスマップを見ても、それらしい建物が見当たりません。
とりあえず、保健室が全くないということは無いと思われます。
少なくとも運動部が存在しているのであれば、
やむを得ない怪我は必ず発生するでしょう。
包帯や消毒液などが常備されている部屋は
確実にどこかにある筈です。
となるとその候補はどこでしょうか。
場所的に柏樹記念館(5号館)が一番都合が良さそうですね。
剣道場のほかトレーニングルームがあり、また弓道場やテニスコートからもそれなりに近いです。
残念ながら最も怪我をしやすい新柔道場からは大分離れますが、
現状の配置だと日本文化大学は柏樹記念館あたりに保健室を構えていると推測します。

普通に過ごしていれば、基本的に怪我が発生することはありません。
運動部でもしっかりと注意すれば、怪我をするとしてもすり身程度で、
明日には完治していることが多いでしょう。
その上で、日本文化大学の学生が最も悩んでいる怪我は、
正座による足のシビレではないでしょうか?
厳密には怪我でも何でもありませんが、
そうしたシビレで音を上げる日本文化大学の学生は非常に多いです。
正座するのは武道系の部活動くらいで、
日本文化大学で初めて正座をする方も居るかもしれません。
日本文化大学の茶儀の授業による正座タイムは意外と長いので、
授業後に立ち上がれない方が続出していると考えます。
そしてもちろん、正座で痺れないための方法はいくつもあります。

①背筋をピンとする
②足先を重ねる、
③膝の先はピッタリ付けずに少し離す
④時々重心をズラす
⑤シビレに良い食べ物を摂取する(ゴボウなど)

などなど。
色々とありますので、しっかりと調べて実践しましょう。

医療知識は生きていく上でかなり重要です。
応急処置の方法はもちろんのこと、
正座で痺れないための方法など、
日常生活において役に立つ知識はいくつもあります。
また、健康になるための食物や食事方法なんかも
覚えておくと役に立ちます。
警察官として働くのに有用な医療知識は特にありませんが、
人間として生きるのに重要な医療知識はいくらでもあります。
日本文化大学の在学中にそういった知識を身に付けるのはいかがでしょうか。
きっと必ず役に立ちますよ。

日本文化大学の教職課程

法律が施行されても、
人の感情が直ぐに変化することはありません。
職業選択の自由は日本国憲法で定められていますが、
親によって職業を強制することは
今の時代でも決して珍しくないのです。
学費を出させてもらっている以上は、
親の方針に逆らえないことは割と普通なのではないでしょうか。

教師になるには教員免許が必要です。
そしてこの教員免許は大学・短大・専門学校でしか取れません。
親によっては、教員免許取得を条件に大学に通わせているかもしれません。
その理由ですが、教員は公務員であり、
安定していると思っている親世代が多いとのこと。
実際にはかなりの激務であり、教員の離職率はトップクラスです。
本人のやる気がないと、教師という仕事は決して続かないのです。
仮に一般企業が第一志望で、全部落ちたとしても、
教員免許さえあれば教職に就けますが、それでも長続きはしないでしょう。
仕事というのは、明確な意思を持って選ぶ必要があるのです。

日本文化大学は教員免許を取得することが出来ます。
そして在校生の何人かは、
実際に日本文化大学で教員免許を取得しています。
しかしそれで教師になる方はほとんど居ません。
この5年間の実績を見ると、
実際に教師になった方は1名しか居ません。
日本文化大学は法学部であり、警察官を目指す方が数多く集まりますので、
教師を目指す方はほとんど集まらないのです。
その1名ももしかしたら、就活や採用試験に落ちたから、
仕方なく教師になっただけかもしれませんよ。
来年になって警察官採用試験を受け直す可能性は決して0ではないと考えます。
契約社員のような臨時系の教師のお仕事はいくつかありますので、
予備としてそれを狙って、
日本文化大学で教員免許を取っておくのも良いかもしれませんね。
教師を一生の仕事にするのでしたら明確な動機が必要ですが、
就職浪人時の臨時のアルバイト感覚でお金を稼ぐなら、
短期契約の教職はかなり有用だと思います。

逆に考えると、日本文化大学は警察官採用試験の合格率が高く
予備として取った教員免許を使わずに警察官になる方が多いのかもしれませんね。
予備はあれば便利ですが、本命があるのなら、使わないに越したことは無いでしょう。
ちなみに、平成26年度には13名の免許取得者が居ましたが、
その全員が別の仕事に就いています。
教職課程を指導した担当者はどのような気持ちを抱いているか、
かなり気になるところです。

教員資格には種類があります。
幼児、小学校、中学校、高校といった種類があり、中学以上は教科でも分かれています。
オールマイティに対応している教員免許は存在せず、
それぞれの科目を取り直す必要がありますが、複数取得している方は居ないでしょう。
取得していたとしても、地理と公民など、それぞれ近い科目だと思います。
日本文化大学で取れる教員免許ですが、
中学校の社会、そして、高校の地歴、高校の公民です。
高校の免許だと、地理と日本史と世界史は一緒くたにされているみたいです。
そして日本文化大学が社会に対応しているのは、法学部だからかもしれません。
哲学や東洋史、社会福祉概論といった選択授業を用意しており、
色々と社会科に必要な知識を学べると思いますよ。

日本文化大学は色々と
教職課程に関してのカリキュラムを充実させています。
決して軽い気持ちでこうしたものを用意しているのではなく、
学生がきちんと教員として働けるプログラムを用意しているのです。
学生としては抑えとして取得しているだけかもしれませんが、
少なくとも日本文化大学側は本気で取り組んでくれます。
担当の教員による個別指導、
模擬授業を録画して学生に自己検証させる、
学生同士による模擬授業の相互評価、教育実習全般のサポート、
学生および担当教員との情報交換などなど。
教職課程指導委員会の指導のもと、
日本文化大学は立派な教員になれるように、
複数のプログラムを用意しているのです。
実際に教員になる方は、数年に1人くらいしか居ませんが、
その1人のためにも日本文化大学は
しっかりと教職課程の内容を充実させているのです。

日本文化大学で履修する科目も見てみましょう。
意外とその内容は豊富で、公務員試験対策と並行してやるとしたら、
正直時間がいくらあっても足りない気がします。
教職論、教育史、教育心理学、教育原理、社会科教育法、
特別活動の研究、生徒指導論などなど。
計14の科目があり、加えて教育実習も行わないといけません。
教職課程に関する授業ですが、総勢どれだけの時間が掛かるのか、
筆者には全く想像することが出来ません。
教員採用試験に臨むのでしたら、その対策もしないといけませんので、
益々公務員対策と並行するのが難しい気がします。
ただし一般教養の部分は重複するところが多いので、
頑張れば並行させることは可能かもしれませんね。
それでも、面接対策や論文対策はそれぞれ個別にやる必要があり、
やはり時間が足りないと思われます。
日本文化大学で教職課程を取る方々は、
一体どのようにして時間をやりくりしているのでしょうか。

教育実習は母校でやることが多いです。
母校の高校でしたら4年前に実際に通っていたので、
その時の恩師もまだ在籍していることが多く、
施設の設備に関しても勝手を知っていますので、戸惑うことはかなり少ない筈です。
母校側もそうした理由で、積極的に教育実習を受け入れているのではないでしょうか。
ただし、母校で教育実習が出来るとは限りません。
1度に受け入れられる人数には限りがあり、
複数の方が同時に申し込めば抽選制になるでしょう。
2~3人なら大丈夫だと思いますが、
10人も一気に押し寄せてきたらキャパオーバーです。
大人数による抽選制は滅多に起きませんが、
母校を利用できない一番の理由は「遠い」でしょう。

長崎や北海道から上京して日本文化大学に通っている学生は、
教育実習のために帰省するのは困難です。
その場合は日本文化大学が
最寄りの学校を見繕ってくれると思いますよ。
本職ほどではありませんが、教育実習もそれなりに忙しいので、
自宅から2時間以上も掛けて通うことは避けたいところです。
教育実習生が遅刻する訳にもいきませんので、
なるべく自宅から近いところに通いたいところです。
教育実習の時期は6月・9月頃ですが、
いつ頃連絡すれば良いのか、もしくは誰が連絡すれば良いかは、
しっかりと日本文化大学に相談しましょう。
どのような連絡手段を使うかもしっかりとアドバイスを貰った方が良いですよ。

教員免許の有効期限は10年です。
運転免許と同様に、定期的に更新手続きを行わないといけません。
そして同時に講習も受けないといけません。
なお、10年経過して失効して再び免許を取る場合は、
専用の講習を受講すれば普通に教師として働けます。
大学で4年間学びなおす必要はないのです。
そういった意味では、日本文化大学で教職課程を取って警察官になって、
警察官を退職してから教員を目指すという道は、意外とアリかもしれませんね。
「一応教員免許を取る」方は多いですが、
そういったケースを考えて取得していると思われます。
警察官もかなりの激務で離職率が激しいので、
色々と就職に有利な資格を在学中に複数取得するのはいかがでしょうか。
日本文化大学は簿記やFP3級、さらには宅建、行政書士、
社労士など色々な資格講座を用意していますので、
そうしたものを在学中に取っておくと、
将来なにか在った時に役に立つかもしれませんよ。

日本文化大学で習得できる英語能力について

警察官として働く場合、
どの程度の英語力が必要なのでしょうか?
警察官としての業務で英語が必要な場面は、
外国人への道案内、
海外の公的機関との交流、
英語で書かれた指示書を読むくらいではないでしょうか。
この中で最も多いのは道案内だと思われます。
日本には多数の外国人が住んでおりまた、
外国人観光客もたくさん来日してきます。
そして日本語の標識を読めない方は非常に多く、
そうした方が警察官に頼るのです。
ある意味、迷子の方が最後に頼る場所になりますので、
警察官は必ず対応できるようにしないといけないのです。

日本文化大学は警察官になる方が多数受験します。
警察官採用AO入試を利用する生徒は毎年かなりの数に上るそうです。
では日本文化大学はどの程度の英語力があれば入学出来るのでしょうか?
実はAO入試では英語能力を一切見ていません。
一般入試や自己推薦入試、一般入試にセンター試験は英語が必須ですが、
AO入試に関しては英語技能を一切見ずに合否を判定してしまうのです。
しかし英語が全くできないと将来かなり困ってしまいます。
公務員試験は英語が苦手でも合格できる可能性がありますが、
仕事をする上で普通に英語能力を求められることは、かなりあると思われます。
働きながら英語を勉強するのは時間的・体力的に難しいので、
学生の間に必要な英語力を身に付けたいところです。

日本文化大学は英語学習の科目をいくつか用意しています。
一年次は総合英語を必修とし、
英語Ⅰ、英会話Ⅰを選択科目にて履修することが出来ます。
二年次になれば必修の英語コミュニケーションを習いつつ、
英語Ⅱと英会話Ⅱを選択にて取ることが可能。
そのほか、資格対策講座にて英検、
TOEIC、TOEFLの対策も出来ます。
資格対策は少人数のクラスで受けられるので、
先生を独占しやすいと評判です。
では、こうした授業を受ければどこまで英語をマスターできるのでしょうか?
恐らく、日常会話で困らないレベルの英語力を身に付けられるのは確かでしょう。
ビジネスの現場で活躍できる英語力は日本文化大学では難しいですが、
道案内程度でしたら十分身に付けることが可能だと思います。

では外国の兵士と合同訓練を行えるレベルの
英語力を身に付けられるかどうかについては・・・
それも問題ないかもしれません。
少なくとも一兵卒として働く分には難しい英語力を身に付けなくても、
そこまで困ることは無いでしょう。
指示に関しても短文な英語がほとんどになります。
ただし、上位職に就く場合はしっかりと英語を身に付けないといけません。
三佐以上の階級に付く場合は、
二か国語くらい平気で話せないと務まらないかもしれませんよ。
ただし、日本文化大学の卒業生がそうした部隊に所属することはほとんどありません。
自衛隊に勤める方が何人か居るだけで、
ほとんどの方は警察官、消防官、役所勤め、一般企業へと就職します。

就労後に英語を学ぶ仕事は割と多いです。
厳密には仕事ではありませんが、警察官採用試験を突破して4月になったら、
まずは警察学校で学問を修めることになります。
そしてその警察学校で多くの方を苦しめているのが、英語です。
英会話力もかなり必要で、毎日たくさん予習復習をしていると言われています。
警察学校で大変な思いをする前に、
しっかりと日本文化大学で必要な知識を身に付けておくのが良さそうです。
また、一般企業においてもTOEICの受験を義務付けているところもありますよ。
外資系の企業でしたら、ビジネス英語の習得は最早必須事項とも言えそうです。

最近では英語で授業を行う大学というのがあります。
立命館アジア太平洋大学や早稲田大学国際教養学部など、
国際色豊かなところで英語での授業を行っているみたいです。
一般的な法学部、理工学部、経済学部などでは、まだこうした動きはありません。
このあたりを何とかしないと、
日本の世界大学ランキングはいつまで経っても上位に食い込めないでしょう。
では、いつ頃になったら日本の大学は英語で授業を行うようになるのでしょうか?
これに関しては非常に長い年月が必要と考えます。
100年とか200年くらいの期間は必要かもしれませんね。
日本の人口の10分の1が外国人にならないと、そうならないのではないでしょうか。
少子化がどんどん進めば、嫌でも外国人を招くようになりますので、
100年と言わず割と直ぐ近くには、英語対応の大学は急増するかもしれませんね。
そして日本語もまた日本の清く正しい文化になります。
日本文化大学がすべて英語で授業を行うようになったとしても、
しっかりと日本の文化を継承させるために、
日本語Ⅰという授業を行うようになると思いますよ。
100年後の日本はアメリカみたいに、母国語を主体にしつつ、
多数の言語が入り混じる国になるかもしれませんね。

英会話塾は昔に比べて大分増えてきました。
日本文化大学には英会話の授業がありますが、
それでは物足りないと考えている学生は少なくないでしょう。
日本文化大学で学べる英会話はあくまで基礎の部分になりますので、
スムーズな生きた英語を学ぶには
他の施設を利用するのが一番と言えます。
しかし、日本文化大学の最寄り駅である片倉駅には明光義塾しかなく、
大学の南東にはけいおう学院しかありません。
どちらも受験予備校であり、英会話を学べるものではありません。
そこで八王子駅まで出張ります。
片倉駅のひとつ隣の駅であり、八王子駅はこの辺りで一番栄えています。
ECC英会話、英会話イーオン、
こども英会話のミネルヴァなど英語学校はかなり充実しています。
さらに、中国語学校もありますよ。

そういえば、英語以外の技能は学ばなくて大丈夫なのでしょうか?
日本文化大学はドイツ語とフランス語の授業を行っていますが、
中国語の需要は意外と高いです。
と言うより、外国人観光客において中国人の割合はかなり高いです。
中国語しか話せない方が交番に訪れたら、
警察官はどのように対応するのでしょうか。
署に救援を求めたりするのでしょうか。
警察官になるなら、
第二外国語として中国語は覚えておく必要があるかもしれませんね。

英語を覚えるのに必要な時間は1500時間と言われています。
それだけ時間を掛ければTOEICで600点台を叩き出せるとも言われています。
日本文化大学で1500時間も英語の勉強に費やす方は稀ですが、
そもそも英語は中学・高校で習ってきた筈です。
しかし、日本文化大学のAO入試は受験科目に英語がありません。
英語が0点でも、日本文化大学に入れるのです。
そうなると下積み分はほぼなく、
やはり1500時間に近い勉強量が必要かもしれません。
AO入試で入っている方は、
日本文化大学の入学式までにいくらか英語を
自主勉強しておいた方が良いかもしれませんね。
あと、警察官採用試験に合格して特にやることがなくなったら、
その猶予期間を使って英語の勉強をすることをオススメします。

最近だと、英語を学べるスマホアプリが充実しています。
昔は単語帳を自作してペラペラめくっていたものですが、
今ではスマホのフリック操作で巧みにページをめくります。
そしてスマホアプリの多くが音声付きです。
正しい発音が聴けるのは、紙媒体では決して真似できないでしょう。
無料の英語学習スマホアプリはかなり多いので、
色々と自分なりにインストールして試してみてください。
ゲーム性が強いのもあり、中毒にならないように気を付けるのも忘れずに。
近い内に日本文化大学の講義もeラーニングに対応して、
スマホを使った勉強が出来るようになるかもしれませんね。
映像授業とかやったら楽しそうです。

日本文化大学の日本美術史

宗教と政治は切っても切れない関係にあります。
政治はヒトを動かさないと何も出来ませんので、
その方法として宗教を利用することが多いです。
一向一揆はその典型ではないでしょうか。
そして宗教を分かりやすく伝える手段のひとつに、美術があります。
西洋の教会にあるステンドグラスが良い例で、
あれは文字を全く理解しない人でも「神は偉大」ということを
視覚にて分からせるために作ったと言われています。
今でも教会にあるステンドグラスは美術価値の高いものとして扱われていますよ。
讃美歌なども、聴覚にて素晴らしさを説くものと言えそうです。
では日本はどうでしょうか。
政治と宗教と美術はそれぞれどれくらい密接な関係があるか気になりませんか?
日本文化大学で日本美術史を学べる以上は、
これら3者はきっと明確な関係があると考えます。

日本は神道系の国ですが(※八百万の神はどこにでも居るという考え)、
仏教は古くから日本にある宗教として知られています。
正式に日本に仏教が伝来してきたのは6世紀半ばと言われており、
このあたりから「古墳」から「寺」へとシフトしていく動きが出始めたと言われています。
そして仏教と言えば、仏像が有名です。
東大寺の大仏は世界レベルで有名だと思います。
日本文化大学で日本美術史を学ぶということは、
こうした宗教についても同時に学ぶことになることが多いのです。
ただし、日本文化大学で教義まで学ぶことはないでしょう。
仏教は色々な宗派がありますが、
宗派ごとに建築様式が異なるのは稀ではないでしょうか。
むしろ、その木彫り師は無宗教なことが多いと思います。
でも僧本人が作成するケースもあると思われます。
とりあえず、「運慶の宗派はなに?」については、
日本文化大学で学ばなくても大丈夫だと思いますよ。

日本文化大学で日本美術史を学ぶなら、世界の美術史も同時に学びたいところです。
深く学ぶ必要はありませんが、日本の常識が世界で通用しないことはかなりあります。
ネパールだと女性の菩薩像が多く、チベットは降魔成道印が主流です。
スリランカは施無畏印と禅定印がほとんどで、壁画は上半身のみを描きます。
日本とは色々と異なる点が多いので、日本文化大学で日本美術史を学んだあとに、
世界の芸術を見てみるのはかなり良いですよ。

日本は無神教の国として知られています。
国教というものは存在せず、国民は自由に宗派を決めることが出来ます。
もしくは「なんちゃって入信」が大半を占めているとも言えます。
大抵の家は寺に先祖の遺骨を預けており、
それだけでその宗派に加入しているとも言われています。
初詣に行っただけで加入したことになるかもしれません。
何だか中学校の生徒会のような感じですね。
筆者が通っていた学校は、全校生徒が生徒会に所属し、
実際に取り仕切るのが生徒会役員でした。
契約金が発生しないと、
人々の多くが自分の宗派を調べようともしないのでしょう。

さて、日本文化大学で日本美術史を学ぶ場合、
これらの宗教にはどこまで踏み込むものなのでしょうか。
再び記載しますが、教義まで知ることは全くないのではないでしょうか。
国語の問題だと「この文章を書いた時の筆者の気持ちを考えろ」
というのが出題されますが、日本文化大学の日本美術史で
「この仏像を作成した時の仏師の気持ちを述べよ」という問題は出ないでしょう。
むしろ、そういったことは学問ではなく、禅問答でやるべき内容だと思います。
日本文化大学はあくまで文化を学ぶ場所であって、
宗教を深く学ぶところではないため、
日本美術史では深く宗教について学ばないと思われます。
学ぶとしても、名前、創始者、年代くらいではないでしょうか。

日本の近代政治は、
宗教と美術がかなり切り離されていると言えます。
もしくは軍国主義という
新ジャンルの宗教が発足されているとも言えそうです。
富国強兵を目指していた時代なので、
美術にかまけているのを悪としていたかもしれません。
空襲で焼け野原にもなりましたので、
様々な美術品がたくさん焼失したと考えられます。
少なくとも戦時中に、
あらゆる文化は途絶えたと思っていいでしょう。
今に残る文化は、その戦時下を運よく免れたものになります。
しかし、それでも最盛期ほどの勢力は残っていません。
衰退して消滅してしまった文化はかなりある筈です。
それを危惧したからこそ、初代学長は日本文化大学を作り、
日本の文化を継承させるために躍進したのです。

芸術の範囲は広いです。
美術に区切っても、絵画、彫刻、陶芸、建築など多彩です。
そしてこれらは何かを訴えていることが多いです。
現代作品でしたら、岡本太郎の太陽の塔には社会に訴えるテーマがあります。
戦時中でしたら戦争協力を謳う戦争画が主流でしたし、
逆に風刺画を描いて批判することもありました。
こうした美術品は意外と政治に関わることが多いのです。
そうした理由があるからこそ、
法学部である日本文化大学で日本美術史を学ぶ意義はあると考えます。

政治・宗教・美術はそれぞれ密接な関係がありますが、
日本文化大学の日本美術史ではそこまで深く学ばなくて大丈夫です。
縄文時代に縄文土器が流行った、弥生時代に弥生土器が流行った程度で、
そこまで深い部分まで学ばないのではないでしょうか。
日本文化大学の日本美術史は1年で履修できる選択授業になるため、
かなり基礎的なものになると考えます。
もしも深く学ぶのでしたら、3年からの専門ゼミからだと思いますが、
残念ながら日本文化大学に美術史を専攻するゼミはありません。
こうしたものを学ぶなら、やはりそれに適した大学に進むべきと言えそうです。

では日本文化大学の日本美術史はどういった時に役に立つのでしょうか?
政治的アプローチとして、日本美術史はどの程度関わるのでしょうか?
恐らく、日本文化大学はそうした目的で
日本美術史を学ばせているのではないと考えます。
日本文化大学は文化を継承させることを目的に作った大学であり、
こうした文化を学ぶことで、人間としての精神性を高めることを目指しています。
つまり、日本文化大学は健全なこころを養う手段のひとつとして、
日本美術史を用意しているのです。
言い換えるならば、一般教養を学ぶことに近いと言えます。
政治と宗教と美術は切っても切れない関係ですが、
日本文化大学はそのあたり切り離して、別物として扱っているかもしれませんね。
もしくは自分の中に神を持つことが大事かもしれません。
神社で神頼みをするのではなく、自分で努力して叶えることが大事だと言えます。
昔の日本は自分ひとりの力で物事を解決することが出来ずに
神頼みするしかありませんでしたが、今の多様な時代においては、
本人の努力次第で何でも叶えられる時代になりました。
宗教と美術を切り離しても、今の日本はそこまで困らないかもしれませんね。

健全なこころへと成長させるのに、
美術というのはかなり有用です。
感動する心を養うには、
色々な体験をする必要があると言われています。
大自然の中で修業するのも良いですが、
先人が作り上げた文化を体感するのも重要と言えます。
東大寺の大仏以外にも有史以来、
日本には数多くの美術品の数々が発掘されていますので、
そうしたものを学ぶことで、自身のこころを鍛えるのはいかがでしょうか。
警察官採用試験にてこうした美術史が出ることはほぼありませんが、
教養を深めると言う意味ではこうした知識は有用です。
日本には政治色や宗教色が一切ない美術品も多いので、
色々と純粋な眼でそれらを眺めてみてください。

日本文化大学は4年制の大学です

ふと思ったのですが、
日本の大学は何故4年間律儀に通わなくてはならないのでしょうか?
海外の大学だと、卒業に必要な単位さえ取得すれば、
その時期に卒業することが出来ます。
筆者は卒論を除いて3年の前期で必要な単位を取得しましたので、
もしも卒論が無ければその時期に卒業できたことを意味します。
しかし日本の大学は律儀に4年間通う必要があります。
これはある意味、不思議と言えるのではないでしょうか。

日本文化大学は普通の4年制の大学になりますので、
最速でも卒業までに47ヶ月は待たないといけません。
厳密には卒業式を迎えても、
3月31日まで日本文化大学の学生という扱いになりますが、
4月に入学して3月に卒業するという、ごく一般的なルートを辿ることになります。
日本文化大学をはじめとするほぼ全ての
日本の大学がこうしたルートに合わせているのは、
新卒を働かせる環境を統一化させているからかもしれません。
日本の大学はあくまで教育機関であり、就職準備施設ではないのです。
日本文化大学はある程度、
警察官として働くのに必要なカリキュラムを組んでいますが、
それを履修しても、即警察官として働ける訳ではありません。
警察官採用試験に合格して大学を卒業しても、
まずは警察学校に入って、警察官に必要なイロハを学びます。

他の一般企業も同様に、数日から数ヶ月の研修を行うところが多いです。
逆に海外にはこのような研修制度がありません。
仕事ができる人しか雇わないので、
海外ではオールで中途採用のような感じになります。
ただしそれだと本当に出来る人しか働くことが出来なくなります。
日本で行っている新卒を対象にした研修は多くの働き手を生み出す手段として今、
世界中で注目されているのです。

アメリカを例に取りますが、海外の大学を卒業するのはかなり難しいです。
そして授業数もかなりあります。
イメージとしては、卒業必要単位数が250と言えば分かりやすいでしょうか。
日本だと120~130くらいで、日本文化大学も大体その範囲です。
年度によって5前後変動しますが、
どこの大学も大体このあたりが卒業必要単位数です。
アメリカでも同じくらいですが、1教科あたりの密度が違います。
日本の倍くらいの時間を勉強しないと卒業できないかもしれません。
仮に日本文化大学の学生が毎日8時間勉強していたのでしたら、
アメリカでは1日16時間勉強しないと卒業できないかもしれません。
それだけ海外の大学は大変なのです。
少なくとも遊んでいる余裕はないでしょう。

しかし、逆に言えば日本の大学は遊ぶ余裕があります。
アルバイトだってたくさん出来ます。
日本文化大学の学生も大多数の方がアルバイトをしているそうです。
4年になって内定を獲得したら、
残りの期間はずっとアルバイトをしているとも言われています。
正直、4年生の前期で卒業が可能なら、皆さん卒業してしまうでしょう。
でも4年の前期後期で必修がありますので、実際には出来ません。

日本の大学はかなりモラトリアムだと言われています。
最近ではモラトリアムを悪い意味で使われがちですが、
この猶予期間をどのように扱うで人間の価値は決まるかもしれません。
日本文化大学は警察官を目指す大学であり、
この警察官採用試験は年間を通して何回もあります。
最速でしたら7月あたりに内定を決めますが、
遅いと3月くらいまで粘るかもしれません。
警視庁(東京)でしたら3回もチャンスがあり、
さらに同時に埼玉県警や神奈川県警も併願し放題なのです。
そして7月に内定を決めても、
残りの半年をダラダラ遊び倒していい訳ではありません。
この空白期間をどのように扱うかで、
今後の人生を豊かにすることが出来るかが決まるのです。

例えば、旅行に行くのが良いでしょう。
警察官に限らず、大抵の仕事が始まったら、
もう1週間以上の長期休暇は定年まで取れないのが普通です。
学生の間に遊べと良く言われていますが、
これはテレビゲームばかりにかまけるのではなく、
今まで自分が経験してこなかったことを体験して来いという意味になります。
もしも単位が足りているのなら、
思い切って海外の地に足を踏み出すのも良いかもしれませんよ。
バックパッカーとして旅するのも良い経験になるでしょう。

日本文化大学の学生で外資系企業を目指す方は少ないですが、
何事も色々な経験を積み重ねることは大事だと言えます。
もちろん、空いた期間を利用して各種資格の勉強をするのもアリです。
日本文化大学はFP3級や簿記の資格対策講座を開いており、
そうしたものを受講するのも良さそうです。
本来は就職の武器として取得する資格ですが、
内定後にこれらの勉強をしてもOKなのです。
TOEICの勉強が出来るのも日本文化大学の強みになります。

日本文化大学は文系の大学です。
そして文系の大学の多くが、卒論で実験をしません。
中には卒論が必修でないところもあります。
日本文化大学は専門ゼミⅡが必修で、
これが卒論の代わりに近いと思われます。
とりあえずこれを履修しないといけませんので、
あまり長期に休みを取るのは難しいでしょう。
上記の海外旅行は夏休みや春休みを利用しましょう。

そして4年次に暇になる理由の多くが、
1~2年に頑張りすぎたからとも言えます。
筆者のように1~2年をフル単位プラス課外活動(部活など)に勤しむと、
2年間で92単位を取れます。
そして卒業に必要なのは128なので、あと36頑張ればOKです。
それを見越して1~2年をセーブする学生も居ますが、
入学したての多くの学生は手加減せずに学問に励むと思います。
日本文化大学の学生もそんな感じにフル単位を目指すのではないでしょうか。
正直、卒業に必要な単位数を150くらいまでアップさせるべきかもしれませんね。

もしくは研究に丸々一年間捧げるのも良いかもしれません。
筆者は理系の大学なので、実際にそのようにしました。
3年の秋頃には実験をスタートさせましたよ。
むしろ、年度ごとの違いも見たいので、数年かけたいところでした。
一応、後輩に研究を引き継がせましたが、
今どうなっているのかかなり気になるところです。
研究室の存在意義に関わる研究なので、続いていることだけは確かです。
しかし日本文化大学は文系なので、
通年に渡って研究しないといけないものは無さそうです。
また季節性というものもありませんので、
後は時間さえあれば好きなだけ研究し尽せます。
仮にアンケートを取るものでも、時間さえかければ何とかなることが多いです。

4年生は就活もあるので丸々1年間掛けることは出来ませんが、
前期に内定を決め込めば、半年間丸々猶予があることになります。
半年ほどの自由な時間があれば、
卒業研究もかなり充実したものにさせることが出来そうです。
必要に応じて、独論や仏論を読み解くのも良いでしょう。
日本文化大学はドイツ語やフランス語の授業も用意していますので、
3~4年次に海外の論文を読むことを考慮して、
これらの第二言語を履修するのもアリと言えます。
もしくは、4年になってから履修するのも良いかもしれませんね。
時間が余っていたら、そうした対応も可能なのです。

学生の本分は勉強ですが、恋にうつつを抜かすのも重要と言えるでしょう。
男女が同じ垣根で学べる期間は大学生活が最後なので、
恋人を作ることにも力を入れるべきと考えます。
社会に出たら本当に出会いはありませんので、
色々と恋人を作るためのテクニック、
および恋人関係を維持するテクニックを学ぶべきですよ。
恋愛コミュニケーション学を学べる大学ってどこかにないのでしょうか?

日本文化大学とプレミアムフライデー

プレミアムフライデーは
「月末の金曜日は定時(18時)まで働かずに、15時に帰ろう」
というキャンペーンになります。
そして空いた時間を利用して、家族と食事に行ったり、
旅行に行ったりと、そうした消費拡大を狙ったものになります。
2017年2月にスタートしてから既に6回目の開催になりましたが、
徐々に導入している企業が増えつつあると言われています。
では、日本文化大学がプレミアムフライデーを導入するとしたら、
どうなるのでしょうか?
日本文化大学は企業ではなく教育機関ですが、
プレミアムフライデーを導入したら、
どのような化学反応が起きるのか気になりませんか。
今回はそのことについて考えてみたいと思います。

 

【日本文化大学は土曜も普通に授業がある】
いきなりプレミアムフライデーの根幹を打ち崩しますが、
日本文化大学の週末は金曜ではありません。
日本文化大学は4年制大学としては非常に珍しく、
土曜日も全日で授業があります。
土曜日であろうとも平日と同じく5限目(18時)まで授業があるのです。
プレミアムフライデーは「明日が休みだから、今日はバカ騒ぎしよう」
という狙いがありますが、日本文化大学は明日も普通に授業がありますので、
飲み会などを開く訳にはいきません。
仮にやるなら、日本文化大学はプレミアムサタデーにした方が良いでしょう。
でも、話がややこしくなりますので、
以下は全て金曜日にプレミアムフライデーをする前提で話を進めます。

 

【意外といつもと変わらないかも】
では実際に日本文化大学が3限(14時半)で授業を終わらせたら、
学生はどのような行動を取るでしょうか?
実際のところ、いつもとそんなに変わらないでしょう。
3限までしか授業を取らない学生は割と多く、
残った時間は部活動やゼミに費やすのではないでしょうか?
図書館で自主学習をする方も多そうです。
就職支援課で就活に関するアドバイスを受けている方も居そうですね。
オヤツとして学食に入り浸る方は、決して少数ではないと思います。
日本文化大学の休み時間は15分間しかありませんので
学食を利用するのは難しいですが、まとまった休憩時間があれば、
アイスをパクパクしているでしょう。
日本文化大学が本気でプレミアムフライデーを発令するのなら、
センター試験の前日のように「午後は強制退去」くらいはするべきと言えそうです。

 

【そもそもプレミアムフライデーは大人のためのキャンペーン】
ちょっと忘れがちですが、日本文化大学には大人が数十名働いています。
それは講師および学食のおばちゃんです。
警備員さんや、清掃業者さん、
保健室の先生、生協で働く方々など、色々な大人たちが居ます。
そうした方々を休ませるために
プレミアムフライデーを使用するのが良いかもしれませんね。
むしろ本来、プレミアムフライデーは大人が休むためのキャンペーンです。
しかし、いきなり全員を休みにしては、
大学の経営は成り立たなくなってしまうかもしれません。
特に警備員全員に休暇を与えてしまったら、
日本文化大学の治安はどうなってしまうのでしょうか?
いきなり世紀末救世主伝説のように荒廃する恐れはありませんが、
空き巣被害から守るためにも、警備員は必須と言えるでしょう。
夜はセコムに任せて大丈夫ですが、夕方までは人が見守りたいところです。

 

【月末に財布の紐は緩むだろうか?】
プレミアムフライデーが月末の金曜日に開催する理由は、
そのあたりが給料日の後だからです。
財布の中のお金がホクホクでしたら、紐は自然と緩むというものです。
筆者もよく衝動買いしてしまいます。
では、そうした給料日は日本文化大学の学生と関係あるでしょうか?
日本文化大学の大部分の学生はアルバイトをしており、
中には毎日放課後には居酒屋で頑張っている方も居そうです。
そしてアルバイトとはいえ、仕事をしている以上は給料が発生します。
給料が入るということは、
大人の方と同様にプレミアムフライデーには散財するかもしれませんよ。
しかしそれは業種によると思われます。
というか、居酒屋で働く場合、金曜の夜は書き入れ時でしょう。
逆に、金土日だけ働いている日本文化大学の学生は多いのではないでしょうか。
飲食店にとって、プレミアムフライデーは消費者ではなく
仕事人として頑張る日なのです。
あと、アルバイトの種類によっては月の下旬に給料が入るとは限りません。
週払いや日払いのアルバイトがあるほか、
月の上旬に振り込まれるお仕事もあります。
月末だからって、財布の紐が緩くなるとは限らないでしょう。

 

【大学は不夜城です】
プレミアムフライデーの問題点は、
業務が最も忙しい時期に半休を取ることと言えるでしょう。
いつもより3時間業務時間が少ないということは、
どこかでその3時間分の仕事量の埋め合わせをしないといけません。
実際、プレミアムフライデーを導入している企業でも、
翌日の土曜に休日出勤してやり残した仕事を消化するケースがあるみたいですよ。
筆者としては正直、プレミアムフライデーは月の中頃あたりに
やって欲しいと思っています。

さて、日本文化大学でプレミアムフライデーを導入しても、
教授陣はあまり歓迎しないと考えられます。
大学講師もまた、小中高の教師と同様に時間外労働が激しい職種になります。
講師によっては大学に住んでいる方も居るでしょう。
筆者の教授も、研究室に自前のベッドを用意していましたよ。
大学の研究室は意外と24時間営業の不夜城なのです。
日本文化大学の各研究室がどれほどの不夜城かは分かりませんが、
やはり毎日深夜まで学生は残っているかもしれません。
毎日21時まで頑張っている方々からしたら、
15時上がりは夢のまた夢ではないでしょうか。
仮に15時に日本文化大学を追い出されても、
残りの時間は家で残業(自主学習)することになりそうです。

 

【プレミアムフライデーを利用して国立国会図書館に行く】
プレミアムフライデーを有効活用できるとしたら、
それは「4限と5限は授業がない」という点ではないでしょうか。
例えば、国立国会図書館の閉館時間は19時です。
土曜は17時とさらに短くなります。
仮に日本文化大学の授業で4限と5限があったら、
千代田区永田町にあるこの図書館まで辿り付くのは不可能です。
ちなみに片倉駅から永田町駅までは、電車で1時間11分。
車でも1時間27分掛かります。
国立国会図書館に行くなら、4限と5限は諦めるしかありません。

しかし、プレミアムフライデーによって強制的に休校になれば、
国立国会図書館に行くことが可能です。
国立国会図書館はプレミアムフライデーで15時に閉館しない施設なので、
この日を利用して本を探すことが出来るでしょう。
授業を休まずに、何かの施設を利用できるという点では、
プレミアムフライデーはかなり役に立つのではないでしょうか?
と言いつつ、日本文化大学の授業は毎日4限と5限があるとも限りませんので、
週に1回くらいは3限で帰れる日があるかもしれませんね。

 

【役所勤めの公務員ならプレミアムフライデーで休める】
プレミアムフライデーで休めるメインターゲットは一部の一般企業になります。
飲食店はもちろん、警察や病院、裁判所は休む訳にはいきません。
日本文化大学は警察官を目指す学校になりますので、
将来的にもプレミアムフライデーはあまり縁が無いでしょう。
あるとしたら、酔いつぶれる方が増えるので、それを介抱するくらいでしょうか。
でも、役所勤めの公務員でしたらプレミアムフライデーで
早上がり出来るかもしれませんね。
日本文化大学は役所勤めの公務員も目指せる大学なので、
プレミアムフライデーを目指してしっかりと公務員対策しましょう。